• "銅宏教育振興部長"(/)
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  1. 生駒市議会 2020-02-12
    令和2年第1回臨時会 予算委員会(市民文教分科会) 本文 開催日:2020年02月12日


    取得元: 生駒市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-18
    ▼最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1              午前10時13分 開会 ◯福中眞美委員長 ただ今から予算委員会を開催いたします。  なお、市民、報道の傍聴を許可いたしておりますので、ご了承願います。  本日の会議につきましては、次第に基づき、審査を行います。              ~~~~~~~~~~~~~~~              午前10時13分 開議 2 ◯福中眞美委員長 審査事項、議案第1号、令和元年度生駒一般会計補正予算(第7回)を議題といたします。  なお、議案の内容については、過日の議案説明会における所管部長からの説明及び議案説明書の配布並びに本会議において市長からも説明を受けたとおりでありますので、直ちに質疑に入ります。  本案について、分科会委員による質疑に入ります。  質疑等ございませんか。白本委員。 3 ◯白和久委員 ちょっと教えてほしいんですけども、これ、採決した後の日程と言うか、スケジュールはどないなっとるんですか。 4 ◯福中眞美委員長 辻中教育総務課長。 5 ◯辻伸弘教育総務課長 本日ご承認いただきますと、その後、業者選定作業に入っていきます。業者選定作業を4月頃までに終えまして、その後、2カ月から3カ月で業者による設計、その後に夏休みを中心に工事に入っていきたいというふうに思っております。 6 ◯福中眞美委員長 白本委員。 7 ◯白和久委員 そしたら、工事終了は8月31日ですか。 8 ◯福中眞美委員長 辻中課長。 9 ◯辻伸弘教育総務課長 学校の授業に影響のあるような工事は、夏休み中にほぼ終えたいというふうに思っております。その後、若干工事の方、残る可能性もありますが、例えば無線の機械を付けたりといったことで、もし残るようでしたら、土日、土日という形で行いたいというふうに考えております。 10 ◯福中眞美委員長 白本委員。 11 ◯白和久委員 次に、整備工事内容というので、これ、LAN配線工事って、これ、一つ一つちょっと説明してもらえますか。 12 ◯福中眞美委員長 辻中課長
    13 ◯辻伸弘教育総務課長 まず、LAN配線工事というのは、校舎内に情報ケーブルを張り巡らせていく工事になります。ネットワーク機器というのは、その線をつないだりするような工事を行います。無線ネットワークは、LAN配線を、外から入ってくるわけですけども、LAN配線、入ってきたやつを、情報をコントロールするようなハブを付けたりルーターを付けたり、分岐していく必要がありますので、その分岐するための機械というのがこのネットワーク機器になります。それを設置しまして、最終、各教室無線ネットワーク機器ということで、壁の方によく付いているアクセスポイントと言われるそれを設置して、電源キャビネットいうのは、今後、1人1台のタブレット配備を計画しますので、そのタブレットを収納・充電するための機械が電源キャビネットという形になります。 14 ◯福中眞美委員長 白本委員。 15 ◯白和久委員 無線ネットワーク機器って、これ、何で5室やねん。 16 ◯福中眞美委員長 辻中課長。 17 ◯辻伸弘教育総務課長 これは生駒小学校のことばの教室に付ける分が5室ということで、教室とは分けて5室で書いております。 18 ◯福中眞美委員長 白本委員。 19 ◯白和久委員 特別支援教室電源キャビネットがないねんけど、これはどうして。 20 ◯福中眞美委員長 辻中課長。 21 ◯辻伸弘教育総務課長 今、電源キャビネットを想定しておりますのは、20台若しくは40台が一度に充電できる機械を想定しております。特別支援学級につきましては、それだけの数が必要ございませんので、通常よくスマートフォンとかを家で充電するようなあんな形でもいけるかというふうに想定しておりますので、キャビネット自体は付けないということで、数から省いております。 22 ◯福中眞美委員長 白本委員。 23 ◯白和久委員 特別教室、これ、240がLANで、それで、無線が223って、この差は何なの。 24 ◯福中眞美委員長 辻中課長。 25 ◯辻伸弘教育総務課長 この特別教室には、ここに書いておりますように、教科、図書、多目的室という形で、例えば、今、空き教室部分多目的教室として使っておられる学校もあります。そこには、多目的室ですので、教室型の多目的室については一度に生徒が入ってということは想定しませんので、取りあえずLAN配線についてはやっておくんですけども、ネットワーク機器については必要ないと。すぐに必要ないということで、今回からは省かせていただいております。 26 ◯福中眞美委員長 白本委員。 27 ◯白和久委員 この特別教室のこの多目的室等の等って、他は何やの。 28 ◯福中眞美委員長 辻中課長。 29 ◯辻伸弘教育総務課長 生活科室、その他、例えば教科用教室とか、日本語教室とか、そんなのを。(「何で。教科は書いてあるやん、ここに」との声あり)すいません。日本語教室とか、そういうのを想定しております。 30 ◯福中眞美委員長 白本委員。 31 ◯白和久委員 何室あるの。 32 ◯福中眞美委員長 辻中課長。 33 ◯辻伸弘教育総務課長 すいません。個別の数字、今、持ち合わせておりません。全体での数字という形で積算しております。 34 ◯福中眞美委員長 白本委員。 35 ◯白和久委員 そしたら、これ、240室も223も、トータルは分かるけど個別は分からないということですか。 36 ◯福中眞美委員長 辻中課長。 37 ◯辻伸弘教育総務課長 生活科室が11室でございます。 38 ◯福中眞美委員長 白本委員。 39 ◯白和久委員 これ、特別室体育館はどないなっとるんですか。 40 ◯福中眞美委員長 辻中課長。 41 ◯辻伸弘教育総務課長 体育館も整備を行います。 42 ◯福中眞美委員長 白本委員。 43 ◯白和久委員 それ、どこに書いとるか。 44 ◯福中眞美委員長 辻中課長。 45 ◯辻伸弘教育総務課長 すいません、これ以外に体育館一つが加わるということで、よろしくお願いします。 46 ◯福中眞美委員長 白本委員。 47 ◯白和久委員 体育館って各学校に一つあるから、それ一つという、そういう意味の一つか。 48 ◯福中眞美委員長 辻中課長。 49 ◯辻伸弘教育総務課長 いえ、1室ということでお願いします。 50 ◯福中眞美委員長 白本委員。 51 ◯白和久委員 そしたら、それはどこに入るの、この表の。 52 ◯福中眞美委員長 辻中課長。 53 ◯辻伸弘教育総務課長 この中には入っておりませんので、教室と言うか、体育館が18とアクセスポイントが二つずつ付けますので、36ということで、この数字にプラスしての数字になります。 54 ◯福中眞美委員長 白本委員。 55 ◯白和久委員 これ、この説明資料を1枚だけで5億円の話の採決採れと言うて、それで、数字はまたこれは書いとらん。これ、財政、これでうんと言うたの、この紙1枚で。 56 ◯福中眞美委員長 岡田課長。 57 ◯岡田敬財政経営課長 内容等を精査していただいた上、補正予算を提案していただいたというふうに考えております。 58 ◯福中眞美委員長 白本委員。 59 ◯白和久委員 これ、もう少し分かりやすいように、これ、説明資料を出していただきたいと思うんですよ。これ1枚で市民の方に見せて、これでお互い分かるかって、市民の方も分かっている人やったらこれで分からんと。分からへんけど、これ、体育館みたいなの、どこに書いてあるねん、図書室よりでかいとこがどこに書いとるんねんというように言われてね。そしたら、これ、外やとなっていったら、そしたら、これ、どれを信用してええか分からへん。 60 ◯福中眞美委員長 辻中課長。 61 ◯辻伸弘教育総務課長 明細は作っておりまして、すいません、学校ごと数字は拾っているんですが、全校の集計はできておりませんので。すいません、申し訳ございません。 62 ◯福中眞美委員長 白本委員。 63 ◯白和久委員 ほな、これ、できへんやん。判断できへんやんか。 64 ◯福中眞美委員長 山本副市長。 65 ◯山本昇副市長 前回、クーラーのときにもこういう話もあったんですけども、ちょっと今、今回の議案については、一応予算ということでお考えいただきたいと思っております。整備工事の内容については、ここにも括弧で予定というふうにも書いております。それで、LAN配線工事、それから、ネットワーク機器無線ネットワークの機器、電源キャビネットということで、一応それぞれ学校ごと、そして、使う用途ごと教室等に分けて一応部屋数等も書かせていただいておるわけなんです。これは一定想定した中での数字ということでございますので、その点ですね。この一定想定したその部屋に配線するとかいうようなことを決定して数字を出しておるということでございますので、その点、ご配慮をお願いしたいと思います。クーラーのときもそうですけども、想定した数字でどの部屋に付けるということは、一応そこは一定決めてはおると思います。予算に関しては、一応それでもって総額のその予算を今回議案として上げさせていただいておるということでございます。細かい数字については、今後、整備する内容等をきっちりした段階でまたお出ししたいというふうに思っております。 66 ◯福中眞美委員長 白本委員。 67 ◯白和久委員 副市長の言うのも分かりますけどね。体育館みたいなでかい施設を、これ、ここに入ってないというのはね。等にも入ってないわ、ほんで、体育館は後から、今、僕が質問してやっと分かったような状態のやつで、これ、どないしてこれ、数字正確性を判断できるか。 68 ◯福中眞美委員長 真銅部長。 69 ◯真銅宏教育振興部長 申し訳ございません。この部分につきましては、学校教室、ここがやはり一番のメーンのところでございまして、1人1台の端末を各教室で40人が一遍に使っても十分にパソコン、タブレットが活用できるようにということで、それが一番の大きな部分でございました。ですので、各学校教室、それから、特別支援学級特別教室教室以外の廊下であるとか職員室であるとか、そういったタブレットを一遍に多数の子どもたちが使うその環境を整備するというのがこの事業の一番大きな部分でございまして、その部分でこういった資料でこれだけの教室が必要だということで、ここが一番メーン部分でございました。  体育館部分がこの資料になかったというのは大変申し訳ございませんでした。ただ、そういうことで精査をさせていただきました。実際には、業者が決まりまして現場の調査もさせていただいて、実際のこの必要な部分というのを詳細に設計あるいは施工という形でさせていただきますので、どうぞよろしくお願いいたします。 70 ◯福中眞美委員長 白本委員。 71 ◯白和久委員 ちょっと話を戻しますけどね。これ、電源キャビネットって、これはキャビネット学校の規模によって1クラス当たりの台数は違うと思うんですけども、それの対応はこのことでどない考えとるんですか。 72 ◯福中眞美委員長 真銅部長。 73 ◯真銅宏教育振興部長 基本的には電源キャビネット普通教室に付けると。大体標準の学級編制、1クラス当たり40名でございます。最大40という中で、これはもちろん毎年学級編制で人数が変わりますので、当然増減が出てくるかと思います。ただ、最大40名の子どもたちがこのタブレットをしまえるように、また、充電ができるようにということで、各教室に40台収納できる電源キャビネット、それが20台の二つになるか、40台の一つになるかというのはありますけれども、そういう形で各教室に整備をして、最大40人の中で人数の変動は毎年ありますけれども、そういう形で対応させていただきたいということで、今回教室を上げております。 74 ◯福中眞美委員長 白本委員。 75 ◯白和久委員 これで、特別支援学級電源キャビネットがなくて、違う方法で採ると言うけどね。やっぱりこれは同じ方法を採ってあげるべきやと思うんですよ。 76 ◯福中眞美委員長 真銅部長。 77 ◯真銅宏教育振興部長 特別支援学級につきましては種別でクラスを作りますので、例えば1名とか2名とか、あるいは最大で多いところでも国の基準で8名までということになります。こういった子どもたちにつきましては、交流学級ということで、それぞれ普通学級に入って勉強するというふうなことも多々ございます。ですので、先ほどの普通学級充電キャビネットが例えば30人ということであれば、そういった交流で来られた子どもたちの分も含めて普通教室電源キャビネットでも対応できるということも想定をしておりますし、あるいは、先ほど課長が申し上げましたように、個別で1台とか2台であればそういう対応も十分可能ですので、電源キャビネット自体がやはり結構金額がかかるものでございますので、有効に価値的にということで、そういう部分での詰めさせていただいた数字ということでご理解いただけたらと思います。 78 ◯福中眞美委員長 白本委員。 79 ◯白和久委員 そういうと言うか、要は子どもたちに公平性というのをやっぱりやってあげないとあかんと思うんですよね。それで、理解をして、親御さんも含めて理解をしてもらうようなことが説明あればそれでええと思いますけど、できるだけ同じような状態にしてあげるのが務めだと思うわけです。  次。 80 ◯福中眞美委員長 白本委員。 81 ◯白和久委員 整備手法で理由1番に「全国ネットワーク整備を進められることから、工事業者の人員不足と供給不足が懸念され、できる限り早く工事着手する必要がある」と、こう書いとるんですけども、これ、大体奈良県の中で、これ、新年度と言うか、するとは思いますけども、これ、どのぐらい奈良県の中はしているの。しようとしているの。奈良県の市で、市町村で。 82 ◯福中眞美委員長 真銅部長。 83 ◯真銅宏教育振興部長 県がネットワーク整備の調査をしておりまして、県内の自治体の約81%が整備する方向で検討しているというふうな回答が出ております。 84 ◯福中眞美委員長 白本委員。 85 ◯白和久委員 他の市町村に聞いたら、もう設置が終わっているという市町村もあると。これ、ちゃんとこんなんほんまにこれだけ人員不足なのか、工事部品の不足なのか調べた上で、これ、県と違うて自分とこで調べてやらないと、主要な先進都市なんかもう終わってあるねん、こういう基本的な環境整備はね。だから、こんなん言うほど、全国的な整備と言われると、こう書いとるから、みんな、あ、そやなとか思うけど、実際問題は今でも81%、だから20%近くはもう終わってあるねん。市町村でも財政的にできないところもあって、全部をすることは考えないで、3年契約でやるというところもあるからね。こんな言うほど、この理由の書いているほどないのと違うかなと思うんですよ。 86 ◯福中眞美委員長 辻中課長。 87 ◯辻伸弘教育総務課長 今おっしゃられたその1市1市確認しているわけではございませんが、この工事業者に問い合わせもかけております。業者の答えは、やっぱり集中する、人員が不足するということで今考えとるということですので、実際始まりますと、やっぱりそういうことが起こってくるというふうには思っております。 88 ◯福中眞美委員長 白本委員。 89 ◯白和久委員 それは業者はそう言うわな。ビジネスなんやからね。でも、うちとして、これ、2月のこの時期にこういうことをやらなあかんかという緊急性があるかというと、やっぱりそれは自分とこで調べてもらわんと。この体育館の話もそうやしやね。 90 ◯福中眞美委員長 中田教育長。 91 ◯中田好昭教育長 ご指摘はもっともなんですが、この今回の事業につきましては、ご案内のとおり、今回の国の補正予算、経済対策で出てきて、全国的に取り組むということで、タブレットもそうですが、機器もそうですが、LAN工事も含めまして都道府県で差があるし、県内においても取組の差がございます。生駒市の場合、環境の、LAN工事が既に終わってなかったという、今までエアコンとか耐震化に追われていましたので、どうしても後手に回ったんですが、予算、正に今年度から市長の命のもとに一斉に入れるという方針を切り替えた瞬間に、国の方も、いいのか悪いのか知らんけど、補助金が頂けると。今まで補助金がなかったと。これが大きい。それで、この動きの中で全国的に補助金が今年度限りという国の方針のもとで、これは、さあ、スタートという状況で、みんな、はっきり言って動き出しています。だから、今回、生駒市、こういう形で2月でお願いしたというのは、一定2学期からもう子どもたちに提供したいという思い、市長の思いもございますし、どうせ入れるのなら早くということという思いもございますので、それに合わせて今回この時期にお願いしたという状況です。 92 ◯福中眞美委員長 白本委員。 93 ◯白和久委員 それはお金の話やから分からんでもないですけどね。それでしたら、生駒市の情報教育というのはどのように考えてこれを入れようとしているんですか。 94 ◯福中眞美委員長 中田教育長。 95 ◯中田好昭教育長 今回、国も同じだと思うんですが、こちらとしては、情報教育ということでこの4月から小学校の新学習指導要領の実施が始まります。その中にプログラム教育というのがございます。要するに自主的・主体的に深い学びという形で、今後グローバルと言うか、社会に出ていく中で、やはりICに特化した活用ということで、試行的な部分も含めまして教育をやっていかないけないということで、国の方もそうですが、タブレットは一つの文房具だという位置付けで今回動きがございます。大きく国の方も変化されている状況の中で、生駒市は同じように、以前からの英語も含めましてICTについては活用していましたが、財政的な部分でハード面が若干今の段階になったということでございますので、市教委としては、すぐさまこういう環境を整えていただくということは有り難いと思っております。 96 ◯福中眞美委員長 白本委員。 97 ◯白和久委員 そしたら、今、教育長が言わはったからあれやけど、そしたら、これ、コンピュータ室はどないなるんですか。 98 ◯福中眞美委員長 前田課長補佐。 99 ◯前田伸行教育指導課課長補佐 コンピュータ室についてですが、これは段階を追って最終的にはなくす方向で考えております。ただ、今すぐに1人1台全員整備できるわけではありませんので、本年度、5、6年生、中学校だと1年生から始まりますので、その間、2年生、3年生にはタブレットがございませんので、全員のタブレットが整備できるまではパソコン教室は現存させて、そろった時点でパソコン教室はもうなくす方向で考えていきたいと思っております。 100 ◯福中眞美委員長 白本委員。 101 ◯白和久委員 政府は、これはIT産業のためにというのでやっているとは思うのやけどね。市としてトータルとしてどのようにそのコンピュータ室という、その前にLANとかこういうのは以前に整備をしとかなあかんやつやと思うんですよね。それがお金が落ちたからいけるのやと言うてやるというのは、学校の先生方にしてはたまらん。4月からやれと、タブレットをせえと言われても、なかなかそのカリキュラムを自分らで作るのに時間もかかるし、そういうサポートはどないに考えとるんですか。 102 ◯福中眞美委員長 城野課長。 103 ◯城野聖一教育指導課長 現在その整備に向けていろんなことをやっぱり計画しております。まず、今月21日に市内の各学校から先生方に来ていただいて、ICT機器活用教育推進委員会の方を実施いたしますが、その中で、4月以降に先生方にはどのような力を身に付けていただきたいか、それによってどういうことができるかということを学校の方にはお示ししようと思っております。また、4月以降、このLAN工事夏休みになるということですので、実際、2学期からこうしたタブレットの方を使用した授業の方を進めていくということになりますので、実際、企業の方ともちょっと連携を取りながら、今の時点から計画的にまず学校の中で中心となる先生方の育成ですね。こういうものを使ってやれるその中心的な役割を担う先生方を何人か育成して、併せて、実際物が学校に来た時点でこんなことができますというような研修の計画の方ももう現時点から作って、ちょっと不安視いただいているところについては早急に対応できるようにというふうには考えております。以上でございます。 104 ◯福中眞美委員長 白本委員。 105 ◯白和久委員 それは前からコンピュータ教育ということで各小中学校でもそういうことをやっていたことがあるというのは知っていますけどね。今頃からそういうことをやらなあかんというのは、やっぱりICTに対する考え方がちょっと基本的なところは不備があるのと違うかなと。お金があるからタブレットを買うねんと。だけど、現場の方はそれを使えと言われても、ある日突然にどうやと言われてもやりようがないと言うか、実際問題が。 106 ◯福中眞美委員長 城野課長。 107 ◯城野聖一教育指導課長 今ご指摘いただいたところはそのとおりかと思います。ただ、今までのところでは先生方に、要は先生方がそのICTの機器を使って子どもたちにいろんなことを示しながら授業を進めていくということを中心に活動を、先生方の方の研修の方を進めてまいりました。  ただ、今後LAN工事も含めて各学級で同時に40台、最大、マックス40台になりますが、子どもたちタブレットの方も起動しながら授業を進めていくとなりますと、今まででしたら一斉授業が中心やったと思うんですけれども、今後、子どもたちからいろんな意見を聞きながらでありますとか、子どもたちがそれぞれの意見、考えを共有して、そのタブレットの中で自分たちの例えばグループの意見をまとめたりとかいうような授業スタイル、それからあと、自分の学習の進度に応じて、ここまで勉強できたから次はこういうドリルをやろうというような個別学習の方も進んでいくかというふうには考えておりますので、その点につきましては、ご指摘いただいたとおり、今までは一斉授業という形で先生方の方に研修を進めてまいりましたが、今後は相互関係の授業、相互に情報交換しながら若しくは子どもたちがそのネットワークの中で他の児童生徒の意見等も学びながら互いに高まり合っていくというような授業にちょっと形態は変わっていきますので、その点の研修というところはこれから随時進めたいと思いますので、どうぞご理解いただけたらと思います。以上でございます。 108 ◯福中眞美委員長 白本委員。 109 ◯白和久委員 これで最後にしときますけどね。今日の全協で話があったみたいに、世の中と言うか、子どもたちも中心、大人もそうですけども、スマートフォンで動いているわけですわな。その中で新たなタブレットを使うというても、スマートフォンで現実問題大学の卒論は書いとるのは多いのやからね。そういうとこでどうタブレットを使うかということを考えてもらわんと。喜ぶやろと、子どもたちが。それはちょっと違うやろと。そういうところの基本的なICTの生駒市として考え方を持ってやってもらわないと、お金が付くからやると、それはちょっと拙速するのと違うかなと思います。以上です。
    110 ◯福中眞美委員長 小紫市長。 111 ◯小紫雅史市長 先ほど来、お金が付くからやる、お金が付くからやると何回も言われているんですけど、ちゃんと担当課長も答弁しなきゃいけないと思いますが、お金が付くからやるわけじゃ全くございませんで、先ほど来、ICT教育の不備とか不十分があったんじゃないかとかというご指摘もありますが、全くそんなことなくて、もちろん他の、全国的に見たら1,700以上ある市町村の中で、本当にここ、すごいなという先進的な取組をしている、ICT教育をやっているとか、それはあります。そういうところと比べて生駒市のICT教育が遅れているかというと、それはそうかもしれませんが、全国平均的なところから見て、生駒市のICTの取組が遅れているというふうな認識は全くありません。  ただ、先ほど来ありますように、いきなりICT機器を入れて学校の先生方がどういうふうに対応できるかというのは、これはもちろん我々もずっとずっとご指摘をいただくまでもなく考えおるとこでございまして、実際に今もいろんな学校の先生方がICT、一部先生方の方はICT機器がありますので、それでどういうふうな授業ができるかだとか、1人1台に入ったらどういう授業ができるかだとか、そういうシミュレーションを当然十分やって、その上でちょうど国の方の動きも重なってきましたので、それに乗ってきちんと整備をしていこうということでございまして、お金が付くから用意するわ、用意したけど、先生方、ついていかれへんわというような、そんなことではもちろんないということで、そういう状況だったら、今回、じゃ、とにかくこんなお金を出して整備しようということにはならないわけで、我々十分1人1台時代ということも想定をした上でいろんな準備をして今回やってきているということでございますので、それだけは先ほど来の議論を聞いておりましたけれども、きちんと胸を張ってご説明をしたいというふうに思います。もちろんやり始めてから出てくる課題とか、そういうのもあると思いますので、そこは対応しながらですけれども、お金が付いたから入れて、入れたはいいけど対応できませんと、そういうことでは全くございませんので、そこだけはきちんとご理解いただきたいと思います。 112 ◯福中眞美委員長 他にございませんか。加藤委員。 113 ◯加藤裕美委員 現在、子どもの就学援助費が削減されたり、やっぱり公立幼稚園の延長料金の値上げとかある中、この5億円というのが結構高額な額かと思うんですが、これは妥当な金額なんでしょうか。 114 ◯福中眞美委員長 真銅部長。 115 ◯真銅宏教育振興部長 これはもちろんいろいろ精査させていただいて出させていただいた金額でございます。妥当な金額でございます。 116 ◯福中眞美委員長 加藤委員。 117 ◯加藤裕美委員 これ、じゃ、有線LANを設置するというのが、一般的な市民感覚によりますと、大概LANって設置でお金はかかってこなくて、その月々の例えば光とかそういうのに5,000円払ったりというのに込みでかかってくるとは思うんですが、5億円工事費というのが結構高額なんですが。見直しとか削減とか、そういったもっとコストを下げるとか、そういった検討とかはされておられるんでしょうか。 118 ◯福中眞美委員長 辻中課長。 119 ◯辻伸弘教育総務課長 一般家庭でも家庭内でLANを引く場合はもちろんお金がかかる。家庭までは業者が負担したりというのはございますけども、家庭内で例えばこの部屋とこの部屋とこの部屋にLANを引きたいとなればお金がかかりますので、それは校内LANも同じで、お金はかかってきます。今回、その他に電源キャビネットだとかアクセスポイントも整備しますので、それについてもご家庭であっても充電器は必要ですし、無線の機械は必要になってくるということでございます。 120 ◯福中眞美委員長 加藤委員。 121 ◯加藤裕美委員 そういった算定というのは業者さんとご相談しながら検討されておられるんでしょうか。どういった過程で検討されているんでしょう。この5億円の値段の検討なんですが。 122 ◯福中眞美委員長 辻中課長。 123 ◯辻伸弘教育総務課長 今回、余り時間もない中でさせてもらったんですが、まず、業者の方で見積りを出していただきました。それを市の内部で精査して、今回の予算を上げさせていただいたということでございます。 124 ◯福中眞美委員長 加藤委員。 125 ◯加藤裕美委員 それは業者さんは何社ぐらい見積もられたんでしょうか。 126 ◯福中眞美委員長 辻中課長。 127 ◯辻伸弘教育総務課長 1社でございます。 128 ◯福中眞美委員長 加藤委員。 129 ◯加藤裕美委員 それは生駒市の業者さんでよかったでしょうか。 130 ◯福中眞美委員長 辻中課長。 131 ◯辻伸弘教育総務課長 県内の業者でございます。 132 ◯福中眞美委員長 加藤委員。 133 ◯加藤裕美委員 その業者の選定というのはどういった決め方になるんでしょうか。 134 ◯福中眞美委員長 辻中課長。 135 ◯辻伸弘教育総務課長 取りあえず今回見積りということで、今後実際やってもらう場合には複数社に提案いただいて、その中から一番いい業者と言いますか、を選定していくという形になりますが、今回その複数の業者に見積りを取る時間がございませんでしたので、1社でさせていただいております。 136 ◯福中眞美委員長 加藤委員。 137 ◯加藤裕美委員 それ、やっぱり就学援助費で7万円から4万円台に下げるような、そういったすごい50万、100万、何百万の単位で下げられて困っているご家庭があるにもかかわらず、5億円のその算定をするのに時間がなかったから1社というのはちょっと厳しいかなと思っているんですけども、他に何か算定で何社かお願いできるとかはできないんでしょうか。 138 ◯福中眞美委員長 辻中課長。 139 ◯辻伸弘教育総務課長 今度業者を決めるに当たっては、複数者の見積りでもう一度、例えば予定価格を決める場合はそんな形で精査して、あとは、その後は競争性を発揮した提案をいただいて、さらに安価に工事ができるように進めていきたいと思っております。 140 ◯福中眞美委員長 加藤委員。 141 ◯加藤裕美委員 では、この5億円は今かかっているけども、かなり大きく下がる可能性はあるでよかったでしょうか。 142 ◯福中眞美委員長 辻中課長。 143 ◯辻伸弘教育総務課長 かなり大きく下がるかどうかちょっと分かりませんが、当然競争性を発揮させますし、それまでに下げれるとこはできるだけ下げた形で業者募集をしていきますので、これよりは下がってくるというふうに思っております。 144 ◯福中眞美委員長 加藤委員。 145 ◯加藤裕美委員 5億円というのが結構大きな工事かと思うんですけども、どういった方法で業者を選ぶと言うか、業者にお知らせはされるんでしょうか。 146 ◯福中眞美委員長 辻中課長。 147 ◯辻伸弘教育総務課長 今回想定しておりますのが、プロポーザル方式でご提案をいただいて業者を決めていきたいというふうに思っております。 148 ◯福中眞美委員長 加藤委員。 149 ◯加藤裕美委員 そのプロポーザル方式を採るときに、例えば広報とかインターネットとか、どういったお知らせ。封書とかであらゆる日本中の業者さんにお知らせとかしてもらえるんでしょうか。 150 ◯福中眞美委員長 辻中課長。 151 ◯辻伸弘教育総務課長 それにつきましては今後の話でございますので、できるだけ広く応募できればなというふうに思っております。 152 ◯福中眞美委員長 加藤委員。 153 ◯加藤裕美委員 分かりました。  あと、これ、LANの設置で5億円かかって、更にここから1人1台パソコン代がかかるかと思うんですが、その予算というのはまた別途幾らぐらいを見積もられているんでしょうか。 154 ◯福中眞美委員長 辻中課長。 155 ◯辻伸弘教育総務課長 タブレットの予算につきましては、国の補助を頂く上限が1台4万5,000円ということで提示されておりますので、それに来年度整備する小学校5年、小学校6年、中学校1年という3学年になりますので、3,475台を想定しておりますが、それ掛ける4万5,000円ということで、1億5,700万程度を今のところ想定しております。ただし、ちょっと今まだ想定ですので、もうちょっと精査して、どんな形で予算をさせていただくか、また今後、3月になるのかちょっと分かりませんけども、近いうちに提案の方はさせていただきたいというふうに思っております。 156 ◯福中眞美委員長 加藤委員。 157 ◯加藤裕美委員 では、この4万5,000円で1台ということは、大体4万5,000円のタブレットでよかったでしょうか。 158 ◯福中眞美委員長 辻中課長。 159 ◯辻伸弘教育総務課長 国が4万5,000円を出していただけるということですので、できる限りそれ以内に収めたいなとは思っております。 160 ◯福中眞美委員長 加藤委員。 161 ◯加藤裕美委員 これ、LANで5億使って、タブレットには結構費用がかからないというのがちょっと不思議なんですけども。4万5,000円ぐらいでタブレットと、あと、他にもウイルス対策とかいろんなお金もかかってくるかと思うんですが、そういった点も計算されておられるんでしょうか。 162 ◯福中眞美委員長 花山指導主事。 163 ◯花山浩一教育指導課指導主事 今考えているのが、クロームブックというパソコンを考えています。そのクロームブックはインターネット上でソフトを使うものでして、新たにパソコンにインストールしたりする必要はないですし、ウイルスの方もかかる心配がないというものになっています。 164 ◯福中眞美委員長 加藤委員。 165 ◯加藤裕美委員 分かりました。ありがとうございます。  では、危険なサイトに結構生徒さんとかが入ってしまう可能性とか、やっぱり四六時中文房具のようにご利用ということであれば、そういった有害サイトにアクセスしてやっぱり事件に巻き込まれたり、加害者、被害者になってしまう可能性もあると思うんですが、その点はいかがでしょうか。 166 ◯福中眞美委員長 前田課長補佐。 167 ◯前田伸行教育指導課課長補佐 今現在もパソコンを使用しておりますが、i-フィルターというフィルターのソフトを使って制御しておりますので、有害なサイトにつながるということは、今現在学校現場ではできないようになっております。また、タブレットを買った場合でも同様の処置を採れると思いますので、そこのところは十分に情報の方とも相談して考えての上で今計画しております。 168 ◯福中眞美委員長 加藤委員。 169 ◯加藤裕美委員 今まではパソコンの授業だけで使われていたんですが、今後、授業を全てパソコンを利用して行くという授業方法に変わると聞いたんですけども、その点でも有害サイトにアクセスとか、大丈夫でしょうか。 170 ◯福中眞美委員長 前田課長補佐。 171 ◯前田伸行教育指導課課長補佐 現在のところでは家庭に持ち帰って等のことはまだ考えておりません。学校の中で使うネット環境においては、セキュリティはこちらでコントロールすることができますので、大丈夫だと思います。 172 ◯福中眞美委員長 加藤委員。 173 ◯加藤裕美委員 では、今後やっぱりITも力を入れて、やっぱり方向とかもすごく皆さんタブレットか持っているので、賛成ではあるんですが、プログラミング授業というのはどういった、どれぐらいの頻度でとられるとかお考えでしょうか。 174 ◯福中眞美委員長 前田課長補佐。 175 ◯前田伸行教育指導課課長補佐 プログラミング教育については、学習指導要領の中では各教科全般における教育の中でプログラミング的思考を育むということですので、特に時間をとって授業を行うというわけではございません。ただ、プログラミングを実際にパソコンを使って、機器を使って指導するようにと指導要領の方には書かれておりますので、今のところ指導要領に明確に書かれているのは、5年生の多角形の単元と6年生の電気の単元です。この二つについては、実際に具体的な事例も挙げて行うようになっております。その他のものについては、プログラミング的思考を行えるような授業を各学校で計画してやってくださいということで、具体的な時間数とかは提示されておりません。なので、低学年についても行っていかなければいけないというふうになっておりますので、その辺のところは各学校で計画的に行っていってもらわないといけないと思っております。 176 ◯福中眞美委員長 他にございませんでしょうか。塩見委員。 177 ◯塩見牧子委員 今までの質疑の中から何点か。  まず、キャビネットについてなんですけれども、20台収納できるものとか40台というふうにお聞きしたんですけれども、キャビネットの大きさはどれぐらいのものなのか、それを教室に置くとした場合に、スペースがどれぐらいとられてしまうものなのか、まず、その辺をお聞かせいただけますでしょうか。 178 ◯福中眞美委員長 牧井係長。 179 ◯牧井望教育総務庶務係長 ただ今想定しているサイズが、大体、幅が90センチ、奥行きが45センチ、高さが1メーター12センチぐらいの高さのものを想定しております。教室の場所につきましては、扉があって、すぐ右側のところ、今、給食配膳台等を置かれている場所があるかなとは思うんですけども、そのところでちょっと置けるかどうかというところで今調整の方はさせていただいています。 180 ◯福中眞美委員長 塩見委員。 181 ◯塩見牧子委員 結構、教室の中というのはいろんな台がいっぱい置いてあって、なかなかこのスペースを確保するのも難しいんじゃないかなという気はしているんですけれども。クラス、人数が少ないところであれば、まだ余裕はあるでしょうけれども、結構40人きつきつのところなんかだったらかなり、小学生ぐらいになるとやっぱり教室の中で暴れてというようなこともありますので、その場所についてはもうちょっと何か考慮する余地があるのかなというふうに思うんですけれども、もう教室の中で。キャビネットというのは鍵が付くようなものなんですかね。 182 ◯福中眞美委員長 辻中課長。 183 ◯辻伸弘教育総務課長 鍵を付けて、盗難等の危険もありますので、鍵付きのもので考えております。場所につきましても、今、教室の前の部分というふうに申しましたが、それも学校と相談しながら、例えば後ろのロッカーの上だとか、できる限り支障にならない場所を選定していきたいというふうに思っております。 184 ◯福中眞美委員長 塩見委員。 185 ◯塩見牧子委員 学校生活の支障にならないようにご配慮を願います。  そして、先ほど白本委員の方からかな、結局タブレットを持たせたものの、先生の方と言うか、その指導する対応というのはどうなっているのかということをおっしゃっていたと思うんですけれども。国の方の財政措置にICT支援員で4校に1人配置というのがあるんじゃないかと思うんですけれども、これはご活用なさる予定なんでしょうか。 186 ◯福中眞美委員長 真銅部長。 187 ◯真銅宏教育振興部長 今後のことになりますけれども、そういった支援員も、これ、必要になってくるかと思いますので、今後そういったことも有効に活用していくような、ちょっとそういう方向で考えたいと思います。 188 ◯福中眞美委員長 塩見委員。 189 ◯塩見牧子委員 既に中心的な役割の先生を養成していくんだというようなことは伺っていますけれども、養成できたらいいんですけれども、そうでない場合というのはやはりこういった方々というのは重要になってくるかと思いますので、箱はあるけれども結局使えなかったなんていうことが一番あってはいけないことなので、そういった支援ですね。支援員はしっかりと配置していただくようにお願いいたします。  そして、今のコンピュータ室に置いてあるパソコンには、ノートパソコンというのはないんでしょうか。 190 ◯福中眞美委員長 前田課長補佐。 191 ◯前田伸行教育指導課課長補佐 今現在置いているパソコンは、全てノートパソコンとなっております。 192 ◯福中眞美委員長 塩見委員。 193 ◯塩見牧子委員 これからも活用されるということだとは思うんですけれども、そのノートパソコン、コンピュータ室にあるノートパソコンはコンピュータ室の中でしか使うご予定はないんでしょうか。というのは、せっかく無線のLANの環境ができるわけですから、教室の中で使うこともできなくはないのかなと思うんですけれども、その辺はどうなんでしょうか。全部つながっちゃっているんでしょうか。 194 ◯福中眞美委員長 前田課長補佐。 195 ◯前田伸行教育指導課課長補佐 現在パソコンルームに置いてあるノートパソコンは、全て有線LAN配線になっております。今回は全て無線LANの設定に切り替えなければいけないということですので、ない学年がパソコンルームで使用しないといけませんので、有線のまま残しておかなければいけないと考えております。 196 ◯福中眞美委員長 塩見委員。 197 ◯塩見牧子委員 分かりました。  それから、先ほどの加藤委員の質問なんですけれども、プロポーザルで選考を考えているということだったんですけれども、競争性ある提案とおっしゃいましたけれども、この事業のどこに提案を求めるんでしょうか。入札じゃないんですか。 198 ◯福中眞美委員長 辻中課長。 199 ◯辻伸弘教育総務課長 今回、提案部分は非常に少ないとは思いますけども、例えば線の引き方であったり、その無線の置き方であったりということで提案をいただきたいというふうに思っております。どちらにしましても金額重視にはなると思いますが、プロポーザル方式を採用したいというふうに思っております。 200 ◯福中眞美委員長 中田教育長。 201 ◯中田好昭教育長 今ちょっと課長申しましたけども、今、予算の段階なんですね。それで、今回県下全体で動いているんですね。特にソフト部分の端末の方は一括という話も出ている中で、その辺の関連も出てくると思うんですね、プロポーザルと言っていますけども。一般的には一般競争入札は安価にと、多分、委員さん、その辺の発想やと思うんですが、どんなメリットがあるかというのを事務局が言っているのは思いがあるんですが、いろんな提案を受けたいという思いを持っていますけども、その辺の県下の状況も踏まえて、ちょっと今後詰めたいと思っていますので、その辺だけご理解いただきたいと思います。 202 ◯福中眞美委員長 塩見委員
    203 ◯塩見牧子委員 ということは、入札もあり得るということですね。(「はい」との声あり)  続きまして、よろしいですか。 204 ◯福中眞美委員長 塩見委員。 205 ◯塩見牧子委員 この事業全体ので今回の予算の範囲外にはなるんですけれども、端末についてもお聞きしたいと思います。先ほど、来年度に3学年で3,475台、1億5,700万円程度ということでしたけれども、これ、今、教育長がおっしゃったように、県が広域大規模調達するということだったんですが、国が示すOSというのはウィンドウズかクロームかiPadということになっているんですけれども、これは県内で統一されてしまうものなのか、あるいは自治体ごとに選択できるものなのか、どちらなんでしょうか。 206 ◯福中眞美委員長 前田課長補佐。 207 ◯前田伸行教育指導課課長補佐 現在、県の方と協議中ではありますが、選択できるようにという方向で県の方で進めております。 208 ◯福中眞美委員長 塩見委員。 209 ◯塩見牧子委員 選択できるのであれば、先ほど申し上げたような、余りプロポーザルにこだわることもないのかなという気もしてきたんですけれども。  あと、この補助対象なんですけれども、指導者用の端末も当然今回補助対象になるんでしょうか。 210 ◯福中眞美委員長 花山指導主事。 211 ◯花山浩一教育指導課指導主事 今回は指導者用は補助対象になっていません。 212 ◯福中眞美委員長 塩見委員。 213 ◯塩見牧子委員 あと、これ、令和5年までの計画の第一弾というふうに捉えているんですけれども、まずは、これ、2億4,000万円起債すると。この起債は何年償還を予定しているんでしょうかね。 214 ◯福中眞美委員長 岡田課長。 215 ◯岡田敬財政経営課長 10年償還でと考えております。 216 ◯福中眞美委員長 塩見委員。 217 ◯塩見牧子委員 これ、学校教育等整備事業債を使うということでいいかと思うんですけど、何%が交付税措置されるんですかね。 218 ◯福中眞美委員長 岡田課長。 219 ◯岡田敬財政経営課長 今回、国の経済対策にのっとってやるものでございますので、補正予算債という形になります。算入率は60%ということになっております。 220 ◯福中眞美委員長 塩見委員。 221 ◯塩見牧子委員 あと、このGIGAスクール構想ですね。これ、令和5年度まで、結局、年度ごとに毎年どれだけのイニシャルコストがかかって、毎年どれだけのランニングコストが発生していくのかという試算はできておりますでしょうか。 222 ◯福中眞美委員長 前田課長補佐。 223 ◯前田伸行教育指導課課長補佐 ランニングコスト等についても計画しておりますが、ちょっと具体的な数値と言われますと、ちょっと今。どの部分の予算でしょう。 224 ◯福中眞美委員長 塩見委員。 225 ◯塩見牧子委員 例えば今回でしたら、令和元年度においては、この配線、ネットワークの構築とキャビネットで2億4,000万円かかってくると、当市では。来年度は、これ、端末を買うんですよね。そしたら、またそれがイニシャルコストとして上がってきますよね。当然のことながら、それを使い出したら、ネットの使用料、回線の使用料であったりとか、いろんな経費がかかってくると思うんですけれども、そういったものをどれぐらい見込んでおられるのか。 226 ◯福中眞美委員長 辻中課長。 227 ◯辻伸弘教育総務課長 回線の使用料につきましては、今現在もKCNの回線を利用しております。それについては今後も変わらないというふうに聞いておりますので、今現在1校当たり月1万2,000円、それの19校で、全部で年額が約300万というふうに聞いております。これは今回整備によって変更はないということでございます。 228 ◯福中眞美委員長 塩見委員。 229 ◯塩見牧子委員 他、これから今後生じてくる、令和5年までに生じてくるイニシャルコスト、ランニングコスト。 230 ◯福中眞美委員長 牧井係長。 231 ◯牧井望教育総務庶務係長 最終、端末自身をリースで借りるのか購入によってちょっと大体変わってくるかなとは思うんですけども、リースの場合であれば、大体2億前後ぐらいずっと毎年最終的には支払い続けないといけないという形にはなってくるかと思います。 232 ◯福中眞美委員長 塩見委員。 233 ◯塩見牧子委員 これ、5年間でどれぐらいかかってくるかというのをちゃんと計画立ててそのリースにするとかそのまま購入にするのだとか、それを出していないというのはどうなんだろうと言わざるを得ないんですけれども。もう既にこれ、補正予算の審議が済んでいる他のまちのちょっと資料とかも見たんですけど、ちゃんと何年に幾らかかると出していますよ、リースの計画も全部含めてね。  というのは、それこそ今回補正予算で出てきていますけれども、言ってみたら、もうこの来月には令和2年度の当初予算も審議しなきゃいけないわけなんですよね。全体の中でこの事業に係る経費が生駒市の一般会計においてどういった影響を及ぼしていくのかというところをちゃんとしっかり見ていきたいんですね。でないと、ここの部分だけを認めてくださいと言っても、全体の中でこれが他の事業を圧迫するようなものであっては当然いけませんし、本当だったら3月の定例会に来年度の当初予算と併せて出していただきたいものなんですけれども、それをなしで今回これだけの事業でということで出してこられたので、それなら来年度以降の予算編成にどういった影響が出てくるのかというところも見ていきたいんです。なので、総額でどれぐらいの事業になっていく、総事業費は幾らなのかなというところを知りたいんですけれども、大体の見込みすら出てないですかね。 234 ◯福中眞美委員長 真銅部長。 235 ◯真銅宏教育振興部長 これ、まず、ちょっと先ほど申し上げました県の共同調達で、これがリースで今後タブレットを全部整備するのか、あるいは買取りになるのかによって、これ、やはり結構変わってきますので、それでちょっと先ほどリースでということで申し上げたんですけれども。もちろん今の時点の見込みですけれども、そういったものも出しております。ただ、県の今の部分というのが買取りになるのかリースになるのかで変わってまいりますので、例えば今度タブレットの購入の補正を上げさせていただくときに、これ、タブレットをリースでいくのか買取りでいくのかはっきりすると思いますので、その時点でそういう方向でのこのものもお示しした上で、上げさせいただくことになるかと思います。 236 ◯福中眞美委員長 塩見委員。 237 ◯塩見牧子委員 いや、リースだったら大体幾らとか、買取りだったら幾らとか、それぐらいは見込みが付いていると思うんですよ。というのは、次出してくると言ったって、今回これを認めてしまって、いや、次、これ、認められないよなんてあり得ないじゃないですか。配線だけして端末を使わないなんていう選択はないんですからね、セットですから。だから、概算でいいです。リースの場合幾らぐらいで買取りの場合幾らになるのか。 238 ◯福中眞美委員長 前田課長補佐。 239 ◯前田伸行教育指導課課長補佐 一応、今、計画しておりますのは、令和2年度、小学校5年生、6年生、中学1年生で3,475台、令和3年度は中学2年生、3年生を対象に2,101台、令和4年度が3、4年生で2,314台、令和5年度、小学校1、2年生で2,235台。これは今現在、令和元年度の現在の児童数を基本として人数を計算しております。その台数掛ける1台4万5,000円ということになっております。 240 ◯福中眞美委員長 塩見委員。 241 ◯塩見牧子委員 幾らですか。 242 ◯福中眞美委員長 前田課長補佐。 243 ◯前田伸行教育指導課課長補佐 費用は約ですけども、4万5,000円を掛けますと、令和3年度が1億1,000万、令和4年度も同じく1億2,000万程度、令和5年度が約1億1,000万。これはクロームブックのリースの場合になります。 244 ◯福中眞美委員長 塩見委員。 245 ◯塩見牧子委員 リースの場合で毎年1億1,000万から、来年度が1億5,700万ですよね。だから、5億、更にプラスということですよね。7億。すいません、買取りの場合だったらリースより高くなるんですか、安くなるんですか。 246 ◯福中眞美委員長 前田課長補佐。 247 ◯前田伸行教育指導課課長補佐 今のところ同額と聞いております。 248 ◯福中眞美委員長 塩見委員。 249 ◯塩見牧子委員 同額なら、普通に概算としてぱっと答えていただいたらいいのかなと思うんですけれども。お聞きしておりますと、この令和元年度、今回の補正予算で市としては2億4,000万、今後1億1,000万から5,000万の幅で端末のコストがかかってくると。それプラス回線使用料、あるいは、やっぱりこういうものですから修理費なんかもかかってくると思うんですけれども。そう言われてみると、結構5年間でかなりかかってくる。7億、8億近くかかってきちゃう事業なんだろうなということは理解いたしました。半分は国補助ですよね。  もう一度ちょっとお聞きしたいんですけれども、この事業を行うことによって、予算編成上、何か他に影響が出てきたということはあるでしょうか。 250 ◯福中眞美委員長 岡田課長。 251 ◯岡田敬財政経営課長 今、予算案を作っているところなんですけれども、公債費なんかにどんなはね返りがあるのかとか、それと、おっしゃるようにこういう設備ですね。端末とかも買っていくということなんですけれども、令和2年度の予算については、そういう大きい影響が出ておりません。 252 ◯福中眞美委員長 塩見委員。 253 ◯塩見牧子委員 これからの公債費の額がちょっと積み上がるというところではあるかと思うんですけれども。先般策定された行革大綱の経常経費の削減達成への影響はいかがでしょうか。 254 ◯福中眞美委員長 岡田課長。 255 ◯岡田敬財政経営課長 実は公債費の方なんですけれども、ここ何年か、10年償還にしたこともありますし、償還が進んでいるということもありまして、減少傾向でございます。しかし、これ、経常経費になっていくお金ですので、行革大綱にもお示ししておりますし、今後を考えると、極力こういった大きな影響が出ないような財政運営をしていきたいというふうに考えております。 256 ◯福中眞美委員長 他にございませんでしょうか。惠比須委員。 257 ◯惠比須幹夫委員 ちょっと確認ですが、このネットワーク環境の施設整備が終えられて、先ほども工程説明がありましたが、実際、今年度中学1年、小学5年、6年の子どもたちがそれを使えるようになるというのはいつぐらいという見込みなんでしょうか。 258 ◯福中眞美委員長 辻中課長。 259 ◯辻伸弘教育総務課長 夏休み中にほぼ工事を終えさせていただいて、若干残るとしても、その後タブレットの設定の方が必要になってきます。できれば2学期中には使えるようにはしたいなとは思っておりますけども、ちょっとその状況等を見ながらという形になるかとは思います。 260 ◯福中眞美委員長 惠比須委員。 261 ◯惠比須幹夫委員 これ、生徒・児童全体に関わる課題でもあるかとは思うんですが、度々これまでも保護者の方からお聞きしますのが、学習障害があったりしたらタブレットを使いたいと。今までの状況でしたら、やっぱり公平性を保つとかいう理由でなかなかタブレットの持ち込み等もできなかったということを多々聞いております。順次、これ、1人1台ということになっていくので、その辺はそれに対応したタブレット、OS若しくはアプリですね。という選択ができるようになるというふうに考えてよろしいんでしょうか。 262 ◯福中眞美委員長 前田課長補佐。 263 ◯前田伸行教育指導課課長補佐 今現段階ではちょっと正確にはお答えできませんが、一応今入れるタブレット等は教育用のためのシステムと言いますか、そういったアプリであったりという、そういったものが組み込まれているようなタブレットになっておりますので、今後対応できるようなソフトが順次入ってくるとは思うのですが、今現段階としては、どのようなものがあって、どのような補助ができるのかということまではちょっとまだはっきりとお答えすることは、クロームブックについてはちょっと分からないところです。 264 ◯福中眞美委員長 惠比須委員。 265 ◯惠比須幹夫委員 せっかくの機会ですので、その辺の方向性については前提として今後詰めてていっていただきたいと思います。  併せて、1台ずつとなるまで数年かかる、令和5年までかかるわけですけども、それまでにもしそういう学習障害のあるお子さんからの保護者等からの申出があった場合、使える方向にしていけるのかどうか、その辺をちょっとお聞きできますか。 266 ◯福中眞美委員長 城野課長。 267 ◯城野聖一教育指導課長 その点につきましては、きちっと学校と相談いただきながら、学校の方からもうちも相談もいただいておりますし、そういう中では使えるような方向で進めていっております。 268 ◯福中眞美委員長 他にございませんでしょうか。              (「なし」との声あり) 269 ◯福中眞美委員長 他に質疑等ないようでございますので、これにて分科会委員による質疑を終結いたします。  次に、分科会外委員による質疑に入ります。  質疑等ございませんか。中嶋委員。 270 ◯中嶋宏明委員 無線の設備のことでちょっとお伺いしたいんですけども、この無線の範囲ですね。実際には教室以外とか廊下とか、そういった形で書かれてはおりますけども、大体何メーターぐらいとか、そういったような。言うたら、教室、あとは、廊下、職員室とかありますけど、その外にですね。無線って目に見えないものになりますので、その範囲というのがどれぐらいのことを考えておられますでしょうか。 271 ◯福中眞美委員長 辻中課長。 272 ◯辻伸弘教育総務課長 教室外がどこまで届くかということかと思うんですが、基本、教室内で使用するということを想定しておりまして、学校によっても違いますでしょうし、幾らとは言えないんですけども、教室内で40人が使える環境ということで今回整備をさせていただきます。 273 ◯福中眞美委員長 中嶋委員。 274 ◯中嶋宏明委員 今聞かせてもらったというのは、実際のところ、中の生徒若しくは教員の方が使っていただけるという設定でしていただいていると思うんですけども、先ほども言ったみたいに、目に見えないものですので、誰が、暗号じゃないですけども、無線の中に入られる可能性とかというのもなきにしもあらずだと思うので、学校の中でしか使えないというふうな状況にやっぱり確実にしといていただかないと、いろんなセキュリティの関係とかもあるので、そういったようなところも併せて考えていっていただきたいなというふうな部分があります。  それと、もう一ついいですか。 275 ◯福中眞美委員長 中嶋委員。 276 ◯中嶋宏明委員 あと、そのつながる最大人数と言いますか、今は使っていくのも一教室40人というふうな形の分のもので確保するためにこの分を整備していただけると思うんですけども、実際のところ使い出していきましたら、全員が使うというふうな状況にも考えられるかなと思うんです。そのときに実際に今このやっている設備で賄えるのかどうかというののその試算みたいなものはあるんでしょうか。 277 ◯福中眞美委員長 辻中課長。 278 ◯辻伸弘教育総務課長 各教室40名が全ての教室で利用して快適に使えるということで今回整備しますので、全員が使ったから使えなくなるというようなことはございません。 279 ◯福中眞美委員長 中嶋委員。 280 ◯中嶋宏明委員 それが一教室だけではなくて、学校全体というようなことも考えられるとも思うんです。小学校であれば1年生から6年生、中学校であれば1年生から3年生というふうなその全体というふうな部分ですけども、それも考えられているということでよろしいんですか。 281 ◯福中眞美委員長 辻中課長。 282 ◯辻伸弘教育総務課長 各教室で同時に使われるというのは問題ないというふうに整備させていただきます。 283 ◯福中眞美委員長 中浦委員。 284 ◯中浦新悟委員 ちょっと何点か確認だけ。  まず、この電源キャビネットなんですけど、比較的高価だというお話も言っていたんですけど、これ、306教室、すいません、ちょっと僕が聞き漏らしていたら申し訳ないんですけど、これ、今306教室は全て使われている教室なんですよね。 285 ◯福中眞美委員長 辻中課長。 286 ◯辻伸弘教育総務課長 今年度使っている教室で積算をしております。 287 ◯福中眞美委員長 中浦委員。 288 ◯中浦新悟委員 今後ちょっとこれでしたら、例えば第二小であったりとか南小、南中のことについて先般多少なりとも報告を受けたりしているんですけど、そういったところに関しての見解というのは何ら含まれていない状態での、これ、試算で、今後作っていくということですか。 289 ◯福中眞美委員長 辻中課長。 290 ◯辻伸弘教育総務課長 南小、第二小、南中につきましては、今のところまだどうするとも決定しておりませんので、他の学校と同じような整備で考えております。 291 ◯福中眞美委員長 中浦委員。 292 ◯中浦新悟委員 分かりました。
     あと、もう1点。端末ですね。端末をリースにするのか購入するのかそれぞれと言っていたんですけど、ちょっと確認で、これ、端末自体はクロームで行くのであれ何で行くので、これ、キャリアはなしで、ほんまの機器のみで行くんですか。 293 ◯福中眞美委員長 牧井係長。 294 ◯牧井望教育総務庶務係長 本モデルについては、今Wi-Fiモデルを考えておりますので、LTEモデルであれば様々な形態のキャリアがありますが、今回Wi-Fiモデルということで、今のところキャリアの方は想定しておりません。 295 ◯福中眞美委員長 中浦委員。 296 ◯中浦新悟委員 分かりました。  ちょっとよく分からなかったので、この頂いた資料の中に校内LAN整備あるいはランニングコストの確保を踏まえたLTE活用計画というのが載ってあったので、その辺り、これは一体何なのか、ちょっと僕、この文書自体は理解できなかったんですけど、どういう意味なのかなということで質問させていただきました。「あるいは」なので、今後は使わないです、Wi-Fiのみで行きますということの意味なんでしょうけどね。先ほど言った、持ち出す、持ち出せへんという部分もありますし。  例えば、僕、イメージが分からないですけど、タブレットを持って、すいません、この前子どもがやっていたことなので、ちょっと説明があれですけど、例えば体験学習みたいな形でちょっと出ますとか、そういったことに使わないとか。言うたら、LTEにしない、Wi-Fiオンリーということは使えないということですよね。その辺りもどういうふうに考えて今回その端末選定をしているのか、キャリアを付けないというふうに言っているのかは、ちゃんと検討していただけた上で答えを出していただけるんですよね。 297 ◯福中眞美委員長 前田課長補佐。 298 ◯前田伸行教育指導課課長補佐 LTEの方と無線LAN回線の方もいろいろと予算上、経費のことも考えて、今の現段階では無線LANの方が活用事例も多く、一番早く子どもたちのもとに届く可能性があると考えております。LTEは今の段階では少しコストがかかるので、ちょっと使用状況もまだ未知数ですので、今後は無線LANで行きたいという方向で一応意見をまとめて、こちら、考えをまとめております。 299 ◯福中眞美委員長 中浦委員。 300 ◯中浦新悟委員 その説明が今一つ分からなくて。端末ってもう両方使えるんですよ。キャリアが付いていたらLTEを使えるし。ですよね。キャリアを付けないというふうな、要するにもう裸の機器を買いますというと、LTEは使えないし。それで、何か世の中そんなのですって、世の中、普通キャリアが付いたものをみんな持っていらっしゃると思うのでね。その辺りがちょっとよく分からないと思うので、説明くださいということです。 301 ◯福中眞美委員長 花山指導主事。 302 ◯花山浩一教育指導課指導主事 キャリアが付いてなくても、端末の方にカメラが付いていますので、例えば校外学習へ行ったときも写真で撮ったりとかすることができます。それをまた学校へ戻った後にみんなで共有したりして、そこは無線のものでいけると思うんです。キャリアに入ると、結局、生駒市の全生徒が入った場合に1万台について毎月ずっと払っていかないといけない。それに対して、Wi-Fiのものは1回整備をしていれば10年以上もうずっと使えるという意味も込めまして、Wi-Fiを考えています。 303 ◯福中眞美委員長 神山委員。 304 ◯神山聡委員 ちょっと確認しておきたいんですけど。これは5割国庫補助でということなんですけど、さっき交付税措置の話があって、全体的には8割ほどが国の補助になるという理解でいいでしょうか。 305 ◯福中眞美委員長 辻中課長。 306 ◯辻伸弘教育総務課長 そのとおりでございます。 307 ◯福中眞美委員長 神山委員。 308 ◯神山聡委員 分かりました。  あと、説明資料の方で、2番の方に、カテゴリー6A以上のケーブルを使用ということなんですけれども、今回はそのケーブル自体は何を使うことになるんでしょうか。 309 ◯福中眞美委員長 辻中課長。 310 ◯辻伸弘教育総務課長 現時点ではカテゴリー6Aを想定しております。 311 ◯福中眞美委員長 神山委員。 312 ◯神山聡委員 その6A以外のは、ケーブルっていろんな規格があると思うんですけど、例えば7とか8もあれば、それより下もあるんですけど、この6Aを選ぶ理由とうのはどういった理由ですか。 313 ◯福中眞美委員長 辻中課長。 314 ◯辻伸弘教育総務課長 これは、国が標準仕様ということで6A以上というのを定めておりますので、6Aということで決めさせていただいております。 315 ◯福中眞美委員長 神山委員。 316 ◯神山聡委員 分かりました。では、それ以上7とか8ほどは必要がないという理解でいいですか。 317 ◯福中眞美委員長 辻中課長。 318 ◯辻伸弘教育総務課長 現時点でその一クラス40人が使えるということでは、6Aで問題ないというふうに思っております。 319 ◯福中眞美委員長 神山委員。 320 ◯神山聡委員 あと、カテゴリー6AのLANケーブルに種類があって、金額的にも違うんですけど、STPとUTPというケーブルがあるんですけど、それはどちらを採用されるんでしょうか。 321 ◯福中眞美委員長 辻中課長。 322 ◯辻伸弘教育総務課長 UTPの方が価格が安いのと施工がしやすいということでUTPをやりますが、特にUTPを選ぶことによって支障があるということはないと聞いております。 323 ◯福中眞美委員長 神山委員。 324 ◯神山聡委員 そんなに詳しい内容について僕も知っているわけではないんですけど、実際そのUTPとSTPの違いというのは、STPはノイズを発生させないためにシールドが付いていると。それを使う場合というのが、特殊な環境で強いノイズが発生する機器が設置されているところ、それから、ネットワーク環境で多数の機器を使用する環境にも使った方がいいとされているんですけども、この場合は、児童1人1台使ってもその環境にはないという理解でいいんでしょうか。 325 ◯福中眞美委員長 辻中課長。 326 ◯辻伸弘教育総務課長 問題ないと考えております。 327 ◯福中眞美委員長 神山委員。 328 ◯神山聡委員 分かりました。  あと、その説明資料の2のハブやルーター、スイッチ類、これ、「将来の市場展開に応じた容易な更新を可能にする」というふうに書かれているんですけど、どういった状態で設置するということになるんでしょうか。 329 ◯福中眞美委員長 辻中課長。 330 ◯辻伸弘教育総務課長 このハブ、ルーターにつきましては、いろんな性能がございます。今回40人が一度に使うということで、1ギガ対応のハブ、ルーターを使いますが、将来もっと情報量が増えたりしたときに、そのハブとルーターを替えれば10ギガ対応が可能だということで、将来はそういうことも考えられますが、今現在は1ギガで十分対応できるということですので、1ギガのものを想定しております。 331 ◯福中眞美委員長 神山委員。 332 ◯神山聡委員 分かりました。  そのハブについて、今回、高速大容量の通信を可能にするということなんですけど、ハブの中にまた種類があって、リピーターハブとかスイッチングハブってあるんですけど、それはどちらを採用されますか。 333 ◯福中眞美委員長 辻中課長。 334 ◯辻伸弘教育総務課長 全てスイッチングハブでございます。 335 ◯福中眞美委員長 神山委員。 336 ◯神山聡委員 分かりました。  それから、今回、GIGAスクールの構想の標準仕様書というのがあるんですけどね。その仕様書の中では接続構成2種類が書かれていて、センター集約での接続として、学校からの回線接続をいったん教育委員会など市町村の建物に集めて接続する。もう一方で、学校で直接接続する方法と2種類あるんですけど、今回はどちらを採用の予定ですか。 337 ◯福中眞美委員長 牧井係長。 338 ◯牧井望教育総務庶務係長 ただ今現状でも一度市役所を経由してインターネット回線の方につないでおりますので、次もセンター集約型、市役所をセンターとして外部に接続するという形で想定しております。 339 ◯福中眞美委員長 神山委員。 340 ◯神山聡委員 その場合の危険性と言うか、ボトルネックとして生じやすいということを言われるんですけど、今回その容量が増えるということで、その点の心配はないんでしょうか。 341 ◯福中眞美委員長 辻中課長。 342 ◯辻伸弘教育総務課長 容量が増えることによっての心配は全くございません。 343 ◯福中眞美委員長 神山委員。 344 ◯神山聡委員 分かりました。  あと、先ほどKCNとの契約のお話がありまして、1施設で1万2,000円ほどで契約されているということなんですけど、今、他にも事業者、eo光とかNUROとか新しい会社が通信事業者として出てきているんですけど、その辺の価格の比較というのは行っているんでしょうか。 345 ◯福中眞美委員長 辻中課長。 346 ◯辻伸弘教育総務課長 価格の比較は行っておりませんが、今現在、市役所と学校間は、KCNの光回線を単独で専用回線として利用させていただいております。これも金額の方は破格だというふうに聞いておりますので、比較の方はしておりません。 347 ◯福中眞美委員長 神山委員。 348 ◯神山聡委員 分かりました。比較は一度しといた方がいいかなとは思うんですけど。  それ以外に、今契約しているところで気になるのが、その通信速度にギガbpsという単位があって、次世代、5Gだと10ギガbpsとかが想定されている中で、通常の回線の容量の提供というのは1ギガbps程度だと言われているんですね。今回カテゴリー6Aのケーブルを使うと10ギガbpsまで使用が可能になるというところで、今現在、KCNの通信速度、最大というのはどれぐらいになるんでしょうか。 349 ◯福中眞美委員長 辻中課長。 350 ◯辻伸弘教育総務課長 KCNの回線は10ギガbpsでございます。 351 ◯福中眞美委員長 神山委員。 352 ◯神山聡委員 分かりました。ありがとうございます。  あと、先ほどリースとか買取りの話がちょっとありましたけども、このハブとかルーターに関しては、買取りかリースかというのは決まっているんでしょうか。 353 ◯福中眞美委員長 辻中課長。 354 ◯辻伸弘教育総務課長 今回、ハブ、ルーター、電源ボックスも含めまして、工事と合わせてやる分について補助対象になるということでございますので、買取りでございます。 355 ◯福中眞美委員長 神山委員。 356 ◯神山聡委員 分かりました。  それから、タブレットを今度使用していくところで、子どもたちがそのタブレットを使う。いきなり授業の中でそれが扱えるとはなかなか思えないんですけど、そのタブレットを教える時間というのがどの程度必要で、それはどういった人材がどのぐらいの期間使って使えるようにしていこうと考えておられるんでしょう。 357 ◯福中眞美委員長 前田課長補佐。 358 ◯前田伸行教育指導課課長補佐 現在予定しておりますのは、来年度1学期中にパソコンの使用の仕方、クロームブックの使用法については研修を行っていきたいと考えております。また、今回、来年度については放課後の職員研修も考えておりまして、こちらの方でクロームブック、業者を呼んだり、若しくは各学校のICTを使える先生方にエバンジェリストになっていただいて、その先生方に研修をしていただいたりというような形で、使える先生方から次の先生へと広めていってもらえるような、そんな研修計画を今ちょっとこちらの方で考えております。 359 ◯福中眞美委員長 神山委員。 360 ◯神山聡委員 子どもたちが端末を覚えていくのは割と早いかなとは思うんですね。使っていくうちに覚えていくということもあるんですけど。心配するのは、職員の方が子どもに教えられる程度になっているのか。トラブルとかがあったところを教室内で先生が対応できるのか。その度に授業が中断するというようなことがあってはいけないので、2学期に子どもたちタブレットを手に入れる前に、教職員というのはもう既にある程度の掌握ができる状態に持っていってほしいんですね。じゃないと実際使えないし、子どもたちのトラブルに対応できなくて授業に影響するということがあるので、その点はしっかり考えていただきたいなと思います。  今回、標準仕様書というところを見ながらある程度決めていかれているとは思うんです。ただ、その仕様書を読んでいると、この仕様書というのはあくまでモデルであるということで、各自治体では、ICT活用教育アドバイザーを活用して、各学校でのICT活用を想定して独自に仕様書を作成し、安価で簡便な調達と持続可能な学校ICT環境の運用を実現するようにというふうに書かれているんですね。だから、仕様書どおりじゃ駄目ですよと、それぞれのリアルな現場を調査して把握した上で、そこに合った中身をつくってくれということが書かれてありますから、その導入していくという動きの中で、そこに反対はしませんけれども、実際にやっぱり学校現場、どういう形で使うのが一番効果的だと、学校ごとに違うかもしれませんし、そういった調査、把握というのはしっかりやっていただきたいと思います。以上です。 361 ◯福中眞美委員長 他にございませんか。              (「なし」との声あり) 362 ◯福中眞美委員長 他に質疑等ないようでございますので、以上で議案第1号に対する質疑を終結いたします。  暫時休憩いたします。              午前11時44分 休憩              ~~~~~~~~~~~~~~~ ▲このページの先頭へ Copyright 2004 by Ikoma Municipal Assembly. 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